マー君初登板内容に、地元メディア絶賛の嵐も課題あり?

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前日、実践初登板で2回無失点と好投したマー君に、監督、左腕エースに続いて、地元メディアも絶賛の嵐だそうです。

「サバシアと黒田の初登板でジーターの2度目のオープン戦出場の日だった が、完全に主役は田中だったね。周りの騒がしさの中でもとても落ち着いているように見えた。自分の実力を過剰に見せつけるのではなく、とても淡々と“事務的”にこなしているように感じたよ」

「驚くことはひとつもないよ。期待通り、前評判通りの投手じゃないか」

「日本のプロ野球で24勝0敗なんだから。不安なのは彼のケガだけ。何せ160球を投げて完投した翌日に登板した男だからね。チームは彼の体調には気を使っても使いすぎることはない」

うーん、このコメントを見る限り、絶賛と言うよりは出来て当然というニュアンスのほうが強いような気がするのは私だけでしょうか。

ただ、絶賛の声ばかりではなく、不安や課題の声も聞かれています。

不安は投球内容うんぬんではなく、昨年の日本シリーズで160球完投した次の試合で1回を救援した酷使の影響のこと。

メディカルチェックで問題なかったし、休養も取っているし、もう不安視する必要はないと思うんだけど、そこはなんでもシビアなメジャー、当分この不安が拭い去られることはきっとないでしょう。

そして課題とは、1回先頭打者に、外角低めに投げた94マイル(約151キロ)の速球を中前にはじき返された場面のことだそうです。

「一流の打者なら田中が自信を持って投げた低めの速球を長打する力がある」

さて、果たしてマー君は自信を持って投げた球だったのか?

これについてはマー君自身が「あれは完全に僕のミス。シュート回転して内側に入ってしまった。ボール球でもいいので完全に外角に投げなければいけなかった」と語っているようにミス投球です。

これがシュート回転せず内側に入らずきっちり外角低めに投げた球を、簡単にはじき返されていたのなら分かります。でも今回のはそうではない。それなのにそれを課題と言うのはちょっと違うんじゃないの?と思いますけどね。

それを言うなら、少しでも甘く入ったら簡単にはじきかえされるでしょう。

そして「田中ほどの球威とキレのある外角低めの直球でも、それだけでは大リーグでは通用しないのだ」と締めくくってますが、いくらなんでも外角低めの直球だけで抑えられるなんて、そんなの日本野球でも無理ですから。

さて、次回の登板も、もう決定したようですし、次回はどんな投球を見せてくるのか、今から楽しみです。

 

 

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