IBFがJBCに正式に謝罪したようで、その内容は
「JBCとファンを混乱させました。IBFは混乱の責任を全て受け入れます。このようなことが2度と起きないように万全を期したい。タッカーの誤った発言のために批判を受けたJBC、ボクシングの公平性を信じたファンを裏切ることになったことについて公式に謝罪します」。
しかし、IBFの見解はJBCが要請していた王者空位とはせずに、防衛の立場を主張。
なんだそれ(`・ω・´)。
「責任を全て受け入れる」なら、王座は空位にするべきじゃないの?それをしないで、一体、どうやって全ての責任を受け入れると言うのか。まさか謝罪が全ての責任を受け入れたことになるとでも思ってるんだろうか。
まさに形だけの謝罪とはこのことだ。
もともとはJBCと共同声明を出す予定だったけど、王者防衛を主張してきたIBFと共同声明なんか出せるわけがない。
これで、この問題はまだまだ長引きそうだなと思っていたら・・・
そしたらなんとも絶妙なタイミングで亀田大毅が王者返上することに。
理由は「ファンをお騒がせして申し訳ない。僕が負けたことが悪いし、それは認める。指名試合もクリアしたかったが返上する」だそうで。
なんでこのタイミング?本当にそう思ってるなら、もっと早い段階で王者返上出来たでしょうに。
亀田大毅は、本当は指名試合がしたくなかったんじゃないの?
だいたい、「ファン」にって言うけど、もうあなたのファンなんてほとんどいませんから(笑
それにしてもさすがは兄弟。指名試合を避けるために王者返上した兄と一緒だな。
亀田大毅が王者返上することで、この問題は解決したと見る向きも多いようだけど、いやいや、空位と防衛で王者返上では、意味合いが全く違う。
「負けたら空位」が「負けても防衛」になったことがそもそもの問題なんだから、防衛で返上は問題解決になっていない。
こんな団体、認可取り消しすればいいんだよ。日本ボクシングのためにも。
そしてもう1つ!
亀田大毅が今回IBFの王座を返上したことで、JBCによる国内追放処分が解除されることは絶対ないですから!
JBCの処分は、なにも昨年暮れの亀田大毅対ソリスによる試合に限ってのことではない!
亀田一家がトラブルメーカーだったのは誰だって知っていること。
ソリス戦においても「負けたら空位」と興行主である亀田プロモーターが告知していながら、ソリスに負けると一転「IBFルールにより負けても防衛」になったことの顛末についての興行主である亀田側の言い分は
「『負けても防衛』と最初から知っていた」と言い放ったことで騒動は更に大きくなったわけだから。
更に、「負けても防衛と知っていながら、本人や興毅、スタッフブログには『負けたらIBF王座は空位』になると書いていたこと」
「『負けても防衛』と知っていながら、試合前も試合中も観客にもTBSにも?告知していなかった」
はぁ?
体重超過した相手との試合は負けたとしてもタイトルは保持というIBFのルールは知っていたにせよ、それだと「ノンタイトル戦」になってしまうわけで「負けたら空位」としたかったわけでしょうし、大毅が負けるとはまさか思ってなかったんでしょうね。
とにかく、亀田一族は、海外で好きなように、やりたいようにやってくれればいいから、永遠に日本には帰ってこなくていいよ。
今後もTBSがまた亀田の試合を放映するなら、亀田とIBF同様、TBSも終わってると思う今日この頃。
コメントを残す