時をかける少女で原田知世と共演した深町君役の高柳良一は今

スポンサードリンク

5/20(火)NHKBSプレミアムのプレミアムシネマで「時をかける少女」放送されました♪

懐かし〜い!何度観てもいい映画です(*^_^*)

筒井康隆原作「時をかける少女」(1983年・昭和58年)は、いわずと知れた、原田知世ちゃんの代表作の1つで、この映画で知世ちゃんは、第7回日本アカデミーショー新人俳優賞を受賞しました。

1980年代を代表する監督の一人で、大林宣彦監督の代表作でもあり、「尾道三部作」の1つ。尾道は大林監督の出身地でもあり、「時をかける少女」でも、尾道の美しい町や家並みが印象的です。 ”尾道三部作”はその尾道を舞台にした「転校生」(1982年)、「時をかける少女」(1983年)、「さびしんぼう」(1985年)の3本の映画のことです。

どれもヒットしたし話題になりましたよね。 中でも、私が大ファンの原田知世ちゃん主演の「時をかける少女」は大ヒット! 共演者には同級生に尾美としのり、先生役で岸辺一徳、根岸季衣と、今や誰でも知っている俳優陣のほかに、特別出演という形で加山雄三のお父さんで二枚目俳優だった上原健さんや、往年の大女優・入江たか子も出演していました。

その中で原田知世ちゃん演じる”芳山和子”の相手役“深町一夫“を演じたのが高柳良一でした。 「時をかける少女」には、主題歌「時をかける少女」は大ヒットしましたが、実は、私が好きなのは挿入歌「愛のためいき」です。 原田知世と2人で歌うシーンがあり、2人ともお世辞にも上手いとは言えないんですが、当時もそうですが、なんだか妙に耳に残る曲でした。何度観ても、その後、1ヶ月くらいは耳に焼き付いて、ついつい口ずさんでしまう・・・そんな名曲(?)です♪

実は、この「愛のためいき」の作曲は大林宣彦監督自身でした。 “桃栗三年、柿八年〜♪” で始まる歌ですが、 2番の歌詞の “愛の実りは、海の底 空のため息、星くずが ヒトデと出会って、億万年”というフレーズが、私は好きでしたね(^-^)

原田知世ちゃんの歌ではないですが、こんな曲です!

ところで、“深町一夫“を演じた高柳良一氏ですが、その後どうしてるのかと、ふと気になりました。高柳良一氏は、1964年1月31日生まれなので、今年50歳になってるんですね。いい中年です! 高柳良一氏は、「時をかける少女」で原田知世の相手役となる前に、慶応義塾高等学校在学中に「ねらわれた学園)(1981年)の薬師丸ひろ子の相手役オーディションで選ばれて俳優デビューしていたんですね。 けれど1986年に慶應義塾大学卒業と同時に俳優業を引退し、角川書店に入社したそうです。角川春樹事務所の映画に出演していたのがコネになったのかもしれませんね。

身長173センチで、俳優としては、いかにも“優等生タイプ”、“お坊ちゃん”というくらいで、正直あまりパッとしないというか、ちょっと暗くて印象のないタイプだったと思います。 1983年「時をかける少女」の上映当時、私の友人が 「あんなんやったら、俺のが男前やん!」 と言ってましたが、確かに友人(私ではありません><)のがイケメンだったと思います(笑)

高柳氏は学業優秀でもあったようなので、早くに俳優業に見切りをつけられたのかもしれません。 その後、1994年に角川書店を退社して、ニッポン放送に入社し、現在はニッポン放送の総務部長ということですから、サラリーマンとしては成功したのでしょうね(^-^)

私生活では奥さんと2人のお子さん(長男・長女)もいるようです。大林監督の著書によると、高柳良一の奥さんは映画『ねらわれた学園』のクラスメート役の共演者と結婚したそうです。誰だろう・・・って、「ねらわれた学園」は見た記憶さえないんですけどね(笑)

高柳良一氏の映画出演作は以下です。

1981年 「ねらわれた学園」(薬師丸ひろ子の相手役)

1983年 「時をかける少女」「里見八犬伝」

1984年 アニメ「少年ケニア」(主人公ワタルの声を担当)、「天国にいちばん近い島」(知世ちゃんの相手役)

1985年 「知世、静かに瞑れ」

1986年 「彼のオートバイ、彼女の島」(原田知世ちゃんのお姉さんの原田貴和子さん主演映画で、原田貴和子姉さんの代表作です)「キャバレー」(レストランウエイター役)

こう見ると、「キャバレー」辺りではもうほんの脇役になっていたのかもしれません。 28年後の2011年6月7日、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で「時をかける少女」が上映された時には、大林宣彦監督(当時73才)と原田知世ちゃん(当時43才)のトークイベントも開催され、その際に、「時をかける少女」の相手”深町一夫”役を演じた高柳良一氏もサプライズ出演して、思いがけないスリーショットも実現したとのことです。

普通、俳優業を引退して一般人となったりすると、すっかり老け込んだり、太って別人になったりする人が多い中、ネットの写真を見る限り、高柳良一氏は、昔の印象とさほど変わっていない、なかなかのいい中年になってました。

その時の知世ちゃんのトークで、高柳良一氏は、知世ちゃんが長崎から上京してきて初めて出来た友人で、彼が俳優を引退したあともお付き合いが続き、いまでも年に数回会ったり、家族ぐるみで親しくしていると話したそうです(初耳!) 結構、エエ奴やったのかなぁ?と今となっては思いますが、その時のトークショーで大林監督と知世ちゃんが「又、是非もう一度一緒に映画を!」と約束したということですが、2014年現在、まだ実現されてないのが寂しいです(´・ω・`)

大林宣彦監督(現在76才)の「尾道三部作」の1つ「転校生」(1982年)は男女の体が入れ替わるというキテレツなストーリー。山中亘の児童文学「おれがあいつであいつがおれで」が原作で、まだ無名だった、尾美としのりと小林聡美(のちに三谷幸喜夫人となるも離婚)が共演しましたが、2人ともその後すっかり売れっ子になりました。「さびしんぼう」(1985)で主演した富田靖子もスターになりましたね。

今日(5月20日)のニュースevery(エブリ)で大林宣彦監督、常盤貴子主演で今月公開の「野のなななのか」のことが報じられていました。大林監督は、76才の今も精力的に仕事をこなしているようで、主演の 常盤貴子も世代的に大林監督作品が大好きで、大林監督作品に出演することが長年の夢だったとか!常盤貴子は今42歳ということですから、考えてみたら知世ちゃんとそんなに年齢も変わらないじゃん!

今夜、NHKプレミアシネマで放送された「時をかける少女」ですが、何度観ても新たな発見があります! 地震のシーンでは、今は「余震」と言うことが多いですが、当時は「揺り返し」と言ってたんですねぇ。

それとネットで”剛力彩芽に似てる”と言われてる知世ちゃんですが、「時をかける少女」も、そう思ってみると、確かに似ているシーン、ショットがありました(^-^)ふとしたシーン、弓道をするシーンの横顔とかもね。(`・ω・´)キリッとしてカッコいいです!

昨年の離婚を機に「紙の月」「SONGS」、そしてNHKBSプレミアムのプレミアシネマでの「時をかける少女」の放送とメディアの露出が急に増え、また今月7日には5年ぶりとなるニューアルバム『noon moon』が発売され、同23日からは神戸をかわぎりに全国8都市でのツアーも始まりる知世ちゃん。

大林監督との約束もそろそろ実現してもよいのではないかと、楽しみに思う今日この頃(〃’▽’〃)

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です